フィリピン”死ぬ!”って本気で思った時のお話し その①
2016 年 11 月 1 日 のこと
登山開始!!
登山といってもちゃんとした登山グッズは
持ってません。
あるのはモンベルのレインコート(上のみ)
普通のデイバックなのでレインカバーとかもなくて
おおきなビニール袋に中の荷物全部入れて
リュックの中で守る形をとることに。
だって外は本気の雨なんだもん。
足もとはもう最初から捨て身でいきます。
他の友人たちは100均のよりも簡素な
ビニールのレインコート(現地調達)で挑む様子。
ガイドさん曰く、このコースはハイキングに近い
らしい。
実際登り始めてみたら、平坦な道がほとんど。
でも道のコンディションは最悪。
最初は汚れない様に用心して歩いてたけど
進むにつれて道が川のようになり、沼のようになり
汚れないよりもこけない事のが大事になり…
で、きを使って歩くからしんどさ倍増。
若者についていくだけでもやっとやのに…
「もーつかれたーー」って弱音はいてたら
「リュック持つよ」ってサッと私のリュックを奪って
いったウォン。
「大丈夫だよ!」って言ったけど
「重たいの好きだから」って。
おかげで助かりました。(笑)
その後登るにつれて寒さがかなり厳しくなって
雨・風・寒さ・道のコンディション と
最悪が重なって大変なことに。
なにより震えが止まらない。
第二休憩所でガイドさんが暖かいコーヒーを
入れてくれたり、手にウォームジェル塗ってくれたり
それでも寒さやまず。
アンナがウォンから借りてたパーカーを貸してれた。
裏起毛最高!!
再出発して少し歩くとだんだん暖かくなってきた!!
「パーカー返すよ!」ってウォンに言ったけど
「着ておきなさい」って言ってサクサク歩いて
前のほうまで行っちゃった…
そこからノンストップで頂上まで向かう事に。
でも山頂付近なので風か強い!!
立ってるのもつらい時があるほど。
足元のコンディションもさらに悪化。
2~3回転倒しました…
その度にフィリピン人のミカエルさんが助けてくれて
死ぬ気で歩きました。
で、念願の頂上到着。
あたりは雲で覆われて何も見えません。
風が強すぎて立ってるのもやっとです。
頂上到着直後にウォンが
「寒すぎる!!死ぬ!!上着返して!!!!」って
だから言ったのに (笑)
どうにか看板で頂上ってわかったので
この時だけどうにか笑顔作って
記念撮影。いや証拠のための写真撮影。
その② へつづく